これさえ覚えておけば苦しい減量時も満足できる。

山頂で食べる”おにぎり”はなぜ旨い

義務教育を受けていれば一度や二度の登山を経験したことがあると思います。登山における基本的な装備は必要以上の荷物を持たない=軽量化する事ですので、多くの方は食料におにぎりを選択されますよね。

なんとか山頂への登頂を済ませるとお待ちかねの昼食タイムとなり、協力して登った仲間と楽しくおにぎりを食べたと思いますが、そこで多くの方が「いつものおにぎりより美味しい」という経験をした事でしょう。

出発前に作られたおにぎりは鮮度も悪く、リュックの中で他の荷物に潰されペシャンコになったおにぎりでも、普段よりも別格に感じた記憶が残っているはずです。

これはいったいなぜでしょう?

山を登ると味覚が変わるのでしょうか?

スポーツメンタルトレーニング

「人」本来の姿

脳に課せられた最大の役割とは自身の子孫を残すことです。

スポーツをして汗をかいたり、音楽を聴いて鑑賞にひたったり、哲学を語ったりするのは全て、子孫繫栄から派生した細かいものであり、脳の組み立てと働きの大部分は「食べ物を見つける」「セックスをする」「命を守る」といった基本的要求を満たすため、体の各部分を調整することに費やされています。

そのため人には3つのステップが備わっております。

一つ目は「衝動」です。

ある刺激に反応して欲求を満たしたいという「衝動」を起こさせます。例えば、血糖値が下がるという刺激があると空腹感が起きます。また、魅力的で刺激的な異性をみると性欲が起きます。ほかには、社会的に孤立したり、慣れ親しんだ環境から引き離されると、人との付き合いをしたくなり、帰省するといった衝動にかられます。

衝動には様々な状況がありますが「空っぽ」の感覚を伴うのが多くあり、空腹は胃の中が空っぽになり、帰省したい場合は心の空虚を感じている事といえます。そしてそれら全てにおいては「行動」を起こさせるためが目的としてのことです。

二つ目は「行動」

衝動で湧いた欲求をそのまま行動に移すことです。食べること、セックスすること、家に帰ることなどにより、前向きで喜ばしい感覚が得られるのですが、それはあくまで「行動」することに意味があり、食べることやセックスそのもではないのです。たとえば仮に点滴で直接体内に栄養分を取り入れた場合、生命は維持できますが喜びを感じることは出来ません。料理を作りきれいに盛り付け、テーブルに並べてよく噛んで飲み込むといった「行動」が必要と言えます。

「作っている最中に満足しちゃってあんまり食欲がない」という方が時々おられるのは、そういった行動を満たされた事から起きているのでしょう。

その他メモリアル的な事に関しても、手間暇をかける儀式が多いのは上記のような理由からだと言えます。

三つ目は「満足感」

衝動から起きた欲求を行動に移し、衝動を起こさせた「空っぽ」を満たして満足感を得ます。

この満足感が心地よく、またこの感覚を体験したいと思うために同じサイクルを静かにバランスを取りながら繰り返し行います。バランスが取れている時は問題なく円滑な日常生活を送れているのですが、残念ながらこのバランスは割と崩れやすくできており、極端に崩れると過食に走ったり、所かまわずセックスをしたりと衝動に歯止めが利かなくなります。どれだけ衝動を満たそうとしても満足どころか不安な感情さえ芽生えてしまいます。

sportsmental

行動で得る「満足感」

感の良い方は上記の二つ目で既にご理解いただいていると思いますが、食事を満足させるカギは食べ物が胃袋に入るまでの工程(行動)です。どれだけ美味しくてもある程度の行動がないと人は満足感を得られないのです。例えば一皿5万円の料理を注文から1分ほどで提供された場合どう思うでしょうか?

手の込んだ料理はそれこそ出来上がるまでの工程(行動)がありますます。

冒頭の「山頂で食べるおにぎり」も、おにぎりが胃袋に入るまでの行動が非常に長く、大変な思いをしていますよね。いつもなら味気なく感じているおにぎりでも、それだけの行動が加わるとおにぎりに入っている具などは全く関係なく満足感を得れます。

また、海外の山奥などにいる部族と呼ばれる方々の食事はとてもシンプルで味付けなど殆ど行いません。それはその食料を捕ってくるまでの行動があるからです。もちろん調味料などが手に入らないという理由もありますし、味はきっと不味いと思いますが食事で得る満足感は私たちと変わりません。いや、もしかすると、普段から部屋に閉じこもり(料理が出来上がるまでの工程を見ていない)上げ膳据え膳で甘やかされて育てられた日本の子供たちよりも食事で得られる満足感は高いかも知れません。

ちょっと話が脱線しましたが、減量時には少ない食事や味の薄いものでも、それを胃の中に入れるまでの「行動」によって満足感は変動します。

少ししか食べられないからといって、コンビニのサラダチキンを一つだけ購入して食べても満足感を得られないのは当然です。なぜなら胃袋に入るまでの「行動」が少ないからです。

自分で材料を購入しレシピを見て調理する「行動」によって、同じカロリー摂取でも段違いの満足感を得られることでしょう。

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