人は本来イメージの中で戦っている

「今」を「今」と感じた瞬間は、実は過酷の記憶

「ちょっと何言ってるかわからない。」(サンドウィッチマ…)

ですよね。(^-^;

その返答が正解だと思います。ですが、今回の記事を読めば「なるほど!」と理解していただけるはずです。いや、理解できるように頑張りますので読まれる方もどうか「理解しよう」と思って読んでくださいm(__)m

スポーツメンタルトレーニング

脳が行っている自動補正機能

私たちの脳は常に日常生活を円滑に送れるよう、経験した記憶をベースとして、どうすれば今の体と脳のスペックで安全且つスムーズに事が運べるか、アルゴリズム(問題を解決する為の方法や手順)を見つけ出し、身体に動き方の命令を出しております。

この機能があるおかげで、交通量の多い道路を横断歩道以外で渡ることは不可能と判断したり、高層ビルに外壁から上ることは不可能と判断したりしてくれるので、ムチャな事などをせず安全に暮らせております。(当たり前の事だと思われると思いますが、取り敢えず突っ込まずに読んでください)

このような脳の判断は、

「見る→判断する→身体に動き方の命令を出す」

と、何てことない一連になりますが、実際この流れには多くの神経や機能が働いて成り立っています。

全部を説明しても読む事が嫌になりそうなので、例えば「見る」の一連を書き出しますと

「見る」とは、眼球にある角膜と水晶体を通し、光が屈折して眼球の奥にある網膜に上下逆さまで写ります。それを電気信号に変換して脳へ送りますが、右目も左目も網膜から来た情報の半分は反対側の脳へ送ます。そして直接脳の理解するところまではいかず、一旦電気信号を読み取る場所へ送り上下逆さまの情報を修正し、二つに情報を分けます。 そこからまた情報を一か所に戻して、そこで初めて理解します。

と、読んでるのが嫌になるほど人間は複雑な動きをしております。

当然この一連は一瞬で行われておりますが、全くのゼロ秒ではありません。ミリ秒単位やマイクロ秒単位などのとても細かい数字で見れば、少なからず時間がかかっております。

そしてこれは「見えた」情報が伝わるまでの一環です。

そこからは実際にどう動くか?など状況判断するのには脳内のまた別な場所で考える時間が必要になりますが、これは「見えた」情報が伝わる以上の時間がかかります。

「見る→判断する→体に動き方の命令を出す」の一連をボリューム的に見ると、

「見る→ 判   断   す   る   (  理 解 す る  ) →命令を出す」

といった形になります。

理解し終わる前に見えた信号は脳に届いるのですが、上記のボリュームの通り理解する時間が必要なので、見えた信号が脳に届いてもすぐには行動出来ない仕組みになっております。

なぜなら、「身体に命令を出す」とは「行動する」という事ですよね。 命令を間違えれば命の危険も出てきます。

見たモノが静止しているものであれば、判断、理解するまでの時間がかかってもあまり危険性はありませんが、動いているモノの場合は判断、理解する間に状況が変わります。見えた瞬間は安全でも判断、理解するまでに危険な状態になっているかもしれません。

その為、実際には先に見えているのですが身体に命令を出すためには、「見る」と「理解」が同時に起きた事にしなければなりません。 しかし、そこには確実に時間のズレが発生しているのですが、そのズレを脳が自動でアジャストしてくれているのです。

ですから、今でもモニターやスマホを見ている映像は、実際にはミリ秒、マイクロ秒などほんの少し先の映像なのです。(理解するまでに時間がかかってますからね)

sportsmental

うん、よくわからないんだけど?

説明が下手で申し訳ございません。(;_;)

それでは、誰もが経験している実例を書かせて頂きます。

時計には秒針がありますが、その秒針をパッ見た時に最初の1秒だけ秒針が動くの遅く感じませんか?あれは思い込みなどではなく実際に遅いんです。

それは上記で説明した「見る」「理解」の間に生まれる時間のズレを、最初の1秒ぐらいだけアジャストしてないからです。その為、通常は理解するまでにかかる時間を見えていない事にしていますが、パッと見た瞬間だけは理解する時間を待たずに最初から見せてくれる為に起こる症状です。

なぜ、そのような機能があるのかといいますと、例えば「あぶない!!」と叫ぶ声が聞こえ、そっちの方向を向いた瞬間にボールなどが飛んできた場合、判断する前に行動をしなければ間に合わないですよね。その為「見る→理解判断→行動の命令」の「理解判断」の部分を飛ばしているのです。

上記のような危機的状況の場合、「あぶねー!!!」などの「理解判断」が後からやってくるのはその為です。

他の例としては、近くに友達や知り合いがいれば直ぐに出来る実験があります。

なんでも良いのですが、目の前で縦読みの文章を読んでもらって下さい。黙読でOKです。

その際、その人の眼球の動きを見ていてほしいのですが、縦読みなので眼球は上下に動きますが、その動きは思った以上にガクガク動きます。

動画を撮影した事がある人ならわかると思いますが、カメラをそれだけガクガク動かした場合、酷い手ブレ状態で録画されますよね。

ですが人間の脳内にはガクガクすることなく上下に綺麗に動く映像が映し出されております。

このような際も、眼球がガクンと動いて手ブレ状態になっている所を見なくて済むよう、動く前と動いた後の状態を繋がって見えるよう、少しだけ時間をずらしてブレを修正してくれているからです。

スポーツメンタルトレーニング

見えたと理解してからでは遅い

非常にスピードが出るスポーツの場合、殆どの方が見えたと理解してから行動はしておりません。

それでは間に合わないというのが今回の説明でご理解頂けたと思います。

ある程度先を予想し、それをイメージして動いております。

それはある意味「人は本来イメージの中で戦っている」とも言える事はないでしょうか。

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